実践編 · 14分 · 無料プレビュー
愚者と魔術師
始まりの二つのかたちを学びます。未知へ跳ぶ愚者と、手の中にあるものを使う魔術師。絵、意味の幅、間違えやすいカードとの違いから読みます。
このレッスンで学ぶこと
- 愚者と魔術師を、鍵となる象徴から見分けられる
- 正位置・逆位置を含めた意味の幅を、恋愛・仕事・自分・金運で読める
- 愚者とワンドのペイジ、魔術師とワンドのエースの違いを説明できる
気になっている人に最初のメッセージを送る、習いごとを始める、小さなお店を開く。何度も心に戻ってくる思いつきがあるかもしれません。どんな始まりの物語にも、その入り口には2枚の大アルカナが立っていて、あなたに求めるものは少しずつ違います。
始まりの二つのかたち
0番の愚者は「跳ぶこと」です。どうなるかわからないうちに、新しいものへ踏み出します。1番の魔術師は「形にすること」です。すでに持っているものを集め、思いを現実のものに変えます。
たいていの始まりには、両方が必要です。魔術師のいない愚者は、すてきな空想のまま終わるか、計画のない跳躍になりがちです。愚者のいない魔術師は、道具を磨き続けるばかりで出発しないかもしれません。
ですから、どちらかが出たら、始まりのどちらの半分を指しているかを考えましょう。始める勇気でしょうか、それとも形にする技でしょうか。このレッスンでは、2枚を絵から学び、光から影までの意味の幅と、間違えやすいカードとの違いを見ていきます。
ウォームアップ
新しい内容の前に、少しだけ振り返りましょう。思い出すことで記憶に残ります。
ウォームアップ
長く勤めた仕事を辞めて、自分のスタジオを開こうとしています。わくわくして、少し怖く、はっきりした地図はありません。この転機に最も合う大アルカナはどれですか。
ウォームアップ
「新しい街で友だちをつくるには?」という問いで、アドバイスのポジションにワンドのペイジが出ました。このポジションに合う読みはどれですか。
まず、絵を見る


先に進む前に、2枚をよく見てください。一人は動いていて、一人は立ち止まっています。それぞれ、これから何をしようとしているでしょうか。
覚えておきたいこと
- 愚者(0番)は跳ぶこと。地図ができる前の信頼と好奇心で、影の面は足もとを見ずに跳ぶことです。
- 魔術師(1番)は形にすること。道具はテーブルにそろっていて、意志と集中がそれを動かします。影の面は人を操るための技です。
- 愚者は人生規模の跳躍、ワンドのペイジは一つの分野への好奇心。魔術師は使われる技、ワンドのエースは差し出されたひらめきです。
出典: VeilSoulオリジナルの文章 · VeilSoulのカードページ · 1909年ウェイト=スミス版の図像(パブリックドメイン) · A・E・ウェイト(1911年、パブリックドメイン)
