発展編 · 15分
ヘルメス的な象徴
ウェイトとスミスがヘルメス思想の伝統から取り入れた象徴、BとJの柱、バラとユリ、生命の横向きの8、運命の輪の文字を、出どころを示した一つの体系として読みます。
このレッスンで学ぶこと
- ウェイト=スミス版に描かれたBとJの柱、バラとユリ、横向きの8、文字の刻まれた輪に気づける
- それぞれの象徴がヘルメス思想の伝統で何を表すかを言え、使うときには伝統の名前を添えられる
- リーディングを講義にせずに、象徴を使ってカードの意味を深められる
女教皇を静かな知のカードとして何度も読んできたある日、1909年のウェイト=スミス版ではその柱にBとJの文字があったと知ります。続いて、力の頭上に横向きの8が浮かんでいることに気づき、スミスが同じしるしを魔術師の頭上にも描いていたことを知ります。デッキは表の言葉の下で、もう一つの言葉を語っているかのようです。実際、そのとおりなのです。
デッキの中のもう一つの言葉
ウェイトとスミスはどちらも、カバラ、占星術、錬金術を一つの体系として学ぶ結社、ゴールデン・ドーン(黄金の夜明け団)のメンバーでした。ウェイトはその象徴のいくつかを、多くは説明なしにデッキに取り入れ、女教皇の半ば隠れた巻物については、語られることもあれば、ほのめかされるだけのこともあると書いています。カードを読むのにこうした象徴は必要ありません。けれども名前を言えるようになると、すでに知っている意味に奥行きが加わります。
このレッスンで学ぶことは、すべて一つの伝統に属しています。注意深い読み手のように、「ゴールデン・ドーンの体系では」「ウェイトが拠ったヘルメス思想の伝統では」と添えて語りましょう。
このレッスンはPlusの内容です
Plusでは、実践編・読解編・発展編のすべてのレッスンと、答えごとに理由がわかる練習問題が使えます。
このレッスンの内容
- BとJの柱
- バラとユリ、そして8の字
- 運命の輪の文字
- 練習
基礎編と、すべての講座の最初のレッスンは無料です。
